【通販】ペーパーキットの組み立てに関して
最近お客様からペーパーキットの組み立てに関連して、
インストに書いてある「木工ボンドを塗る筆が固まらないようしながら」とはどうしたら良いか?といったご質問を最近複数いただきます。
パーツにボンドを塗って部品を貼りあわせている間に筆が固まってしまう、ということですね。
説明するにも見ていただいた方が話が早そうなので、まず画像を
△個人的に使用している自作の筆スタンド?
右からホームセンターとかで売っている木工ボンド(短気なので速乾タイプを選択)、モデラーご存知の万年の塗料皿、そして自作のスタンドです。
ボンドを塗料皿に少しづつ出して、使い古しの面相筆で薄めて調整しながら部品に塗っていくわけですが、自作スタンドの説明をしますと・・・
・青い本体は少々使い込んで汚いですが、イラストボードをレーザーでカットして貼りあわせて組み立てたものです。→自家製自己流ですのであくまで参考まで
・下のコップみたいなものは500mmペットボトルの下から6センチぐらいでカッターで切り取ったもの。ほんとのコップじゃ汚れちゃうのでこの程度で充分。
・ぶら下がっている筆は上のアーム部分に引っかかるように青いリング(これもイラストボード製)を接着(これも木工ボンド)したものです。←使い古したもので模型塗装からは引退レベルの老朽化具合
この筆をアームに引っ掛けるように置いて筆先が水に完全に浸る位置まで、ペットボトルカップに水を入れるわけです。
おわかりいただけますでしょうか?
次の写真
組み立て作業(試作品)の模様ですが、つまりこうやってボンドを塗り終えたら、先ほどのスタンドに筆を引っ掛ける(またはコップの水に筆先を浸ける)→筆先は水に浸るので固まらない→その間に貼りあわせる
といった要領なわけです。
要は筆の先が水に浸って固まらない筆置き場を作るってことになります。
ただのコップに水を入れたものに筆を突っ込んでおく、でも構いませんが、カップの底に押し付けられて筆先が曲がってしまうのが気に入らず自作したものです。
結果、地味ながらすごく便利です(笑)
ダンボール工作程度のものでも充分ですので、是非事前準備されることをお勧めします。
塗料皿のボンドはどんどん固まってしまいますが、水を含んだ筆先で捏ねれば溶け出して多少はまた使えますし、最終的に固まりとなってもペンチとかで力技ではがせばとれますので塗料皿は何度でも使えます。