【通販】 続・同潤会アパートメント
全国約10名ぐらいの弊アパートメントシリーズをご期待いただいているお客様、お待たせしました。
代官山29号棟より約1年、続編といえる住居棟ができましたので試作画像をご覧ください。
最初の29号棟はランドマーク的な1棟のみの住商複合棟でしたが、今回のモチーフは代官山の36棟の中でも(細かい仕様違いはあるものの)最多の12棟を占めた「2階建4戸1住棟」(Eタイプ)と言われる小型住居棟です。
29号棟を発表した際「29号棟を活かすためにも周囲を取り囲む住居棟が欲しい」とのご要望もいただいておりましたので、1年越しで進めてきました。
<建物の概要>
1階は8+3+4.5畳、または6+4.5+4.5畳を左右に配し、玄関は外側両サイドに設置されています。
2階は中央部の階段を登り左右に玄関となり、6+4.5畳と1階4.5畳の上に当たる位置にテラスが配されています。
代官山は敷地内に高低差がありましたが、横にいくつか連結するように並んで配置されていました。
この所為か、末期はこれ自体を完全に連結するような増改築が行われ、全く原型をとどめていなかったものも多かったようですが、29号棟同様、原型と思われる状態を基本のプロトタイプに設定しています。
<引き続きキットの概要>
ベース寸法は120×60ミリ、高さは約40ミリと小さな建物ですが、中央部の大階段や庇、ベランダ、玄関脇の特徴的な縦軸回転式6角形窓などを再現の中心としました。
結果パーツ点数は226点、サイズの割にはかなり多めで細かい部品もそこそこあります。
「29号棟を中心にたくさん配置して楽しんで欲しい」という想いもあったのですが、「ここもやりたい、ここは省略したくない」と入れ込んだ結果、何棟も組み立てるのは結構面倒なレベルになっちゃいました。(ちなみに試組所要時間約5時間)
1階玄関扉はキットデフォルトでは窓枠と同じブラウンですが、小加工で色と形状を選択変更できます。
△この扉はフラッシュタイプと言われる扉に変更してみたものです(2階は形状的に工作が難しいのと、あまり見えないのでコンバージョン化せず、本来の木製防火戸固定としました)
中仕切りは大体の部屋割りになるようにパーツ化して2階床も入れてありますので、窓から向こう側が透けて見えてしまう事が防げ、LEDなど点灯化も実現できる工作余地を残してあります。
△屋根ははめ込みでも接着固定でも大丈夫なようにしています。
△建物背面
中央部の狭小扉は各戸の勝手口にあたる扉で、さらに中央部の小窓も扉のように開閉できたようです。
2階はこの部分はバルコニーと呼ばれていたようで、左右のテラスもあって部屋は少なめなので、少人数世帯の家族が多く入居していたのでしょう。
ちなみに洗濯物は1階は大階段脇の地平部分の柵に囲まれた部分、2階はテラスに干していたそうです(屋上には上がれない構造でした)
<予定>
とりあえず29号棟と同様の直販限定扱いとなる見込みです。
単体1棟で予価は3500円程度。
発売スケジュールなどはまだ決まっておりませんが、7月のJNMAフェスティバル前後、または当日発売ぐらいになると思います。
(複数個入りのお買い得パッケージなどもあったほうがよければ検討しますので、是非ご意見ご要望お聞かせください)