試作中2 <【1/150】ストラクチャーペーパーキット> /イベント準備報告
前回ご覧いただきました試作品の修正版#3ができました。
細部寸法の修正や材料紙の種類や色の再検討等を行いました。
おそらくこれで市販版となる予定です。
筑摩鉄道→筑摩電鉄→松本電鉄→と長年に渡り愛された名駅舎“新村駅”をモチーフにしたモデルです。
前回ご覧頂いた試作#2から外見では屋根瓦と鬼瓦等の色と材質を変更、その他寸法やフィッティングなど細かい調整を施してあります。
窓は作例では往年の4段窓パーツを使いました(末期のアルミサッシ用パーツも入れてありますので選択利用が可能です)
前回の試作#2と一番変わっているのは出札窓口の壁面の位置。
玄関ポーチのアーチ部分と一体化して組み立てを簡便化していたのですが、アーチ部と内部壁面とはオフセットしている事が判明(すっかり見落としてました)したので、部品点数が増えてしまいますがせっかくなのでちゃんと再現しました。
ベース寸法は100×70ミリ、高さ35ミリ(ベース含む)/部品点数125
試組の所要時間は約4時間
予価3,600円(本体価格)です。
7月1日のJNMAフェスティバル会場にて初売りできるよう準備中です(一般販売日程は未定です)
もう1点JNMAフェスティバル初売りの同潤会アパートメントも最終決定稿版ができました。
「2階建4戸1住棟」(Eタイプ)と言われる小型住居棟です。
詳細は2018年05月14日の記事を読んでいただくとして、
ベース寸法は120×60ミリ、高さ40ミリ(ベース含む)/部品点数226
試組所要時間5時間
予価3,500円(本体価格)
7月1日のJNMAフェスティバル会場にて初売りできるよう準備中です(一般販売予定はございません)
上記の新村駅もそうですが記載の予価は定価ですので、イベント会場での価格は会場発表でお願いします。
こちらのアパートは複数戸購入割引も検討していますので、当日ご確認ください。
(同時に29号棟も少しでも持っていきたいのですが・・・、ただいま機械スケジュールの調整中です)
背面側から俯瞰
大きさはこんな感じです(いつもの1/150観光バスが見当たらないので比較はボトルで)
<イベント向け車両キット関連:その1>
■秩父100系(デハ+サハ+クハ)3輌車体キット ※10年以上前の生産を最後に絶版状態だったもので【C】セットと呼ばれていたものです。
これまで製作したキットでも、ある時期以前の物は再生産しませんでした。
まぁ、その時期にPCがクラッシュして一部のデータが吹き飛んだ為“できなくなった”というのが実情なんですが、今回は当方も20回目の参加ですし、リクエストも多かったので(もう作れないんですよーってこれまでは謝っていたのですが)データサルベージをやってみました。
結果としては殆ど再度描き直しでしたが、当時の入稿用CDが見つかったりしてなんとかできました。
(しかしCDで入稿とか面倒な事を昔はしていたんですね・・・、でもCD-Rってほんとに劣化して読めなくなるとは驚きました)
デハ+クハニの【A】セットは5年くらい前にも作りましたが(これはデータが残っていた為)、最近ずっと品切れだったので、こちらも合わせて準備しています。
車両関連はこのほかにもたくさん準備進めていますので、小出しですみませんが随時お知らせして参ります。
新製品は前回もちょっと触れましたが、体調不良でもたついている為、工場スケジュールが間に合いそうもありません。
当日は「これ作ります」ぐらいの案内になると思いますのでご了承ください。