邪道?な車体の組み方(2)< Zug1/80スケール伊豆急シリーズ >
引き続き屋根の作業ですが、まず直販予約特典のテンプレートを使って配管止めパーツの取付穴を開けておきます。
一般販売でご購入の方は取説の該当ページをコピー等してご利用ください。
箱組み後に穴を開けるより、安定した状態で作業がしやすいと思います。
▲1)中央線の部品取付穴(ベンチレーターやパンタのかぎはずし線部品が付くところ)を利用して位置決めをして画鋲で固定します。
下に敷いてあるのは100均で買ったそれほど厚くない木製まな板で、画鋲はこのまな板まで貫通しており、屋根部品とテンプレートはまな板に固定された状態となっています。
▲2)まな板に固定されているので、動いたりずれる心配もなくドリルでガンガン穴を開けていきます。
ここでは電動ドリルで時間を短縮・・・少々雑に見えますが問題なしでした。まな板に穴が開くのはこの際気にしないw
▲3)終わって画鋲とテンプレートをはずしたところ。きれいにできました。
▲4)屋根を上からはめ込んでみます。屋根は若干長めになっているので、なるべくきれいにはまるまで端部を耐水ペーパー600番程度で馴らしながら調整します。この段階ではまだ接着せず屋根のはまり具合の調整メイン。やってもメンディングテープなどで仮固定するぐらいにとどめておきます。
▲5)屋根がちょうどよく納まったら、床板のネジをはずして床板をはずしてしまいます。
裏から接着剤を流して屋根板を接着固定しましょう。
意外にしっかりできる箱組み方法のご紹介でした。
ですが、邪道なのでくれぐれもご参考程度に・・・
Zugの組立説明書は必ずしも各項目作業順とはなっておらず、ユーザー各位に“自分ならどう組もうか考えてもらう”事が前提となっていますので(よく言えば自由度が高く、悪く言えばざっくりし過ぎ)、こんな風に自分のやりやすい独自な方法を探るのも有効ではないでしょうか。